2025.2.22 松隈洋『未完の建築 前川國男論・戦後編』(みすず書房)刊行記念トークイベント
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「人間にとって建築とは何か」を問い続けた前川國男の活動の軌跡を描き切る。
松隈洋さん「未完の建築 前川國男論・戦後編」(みすず書房)の刊行記念トークイベントのオンライン配信チケット・サイン本の販売ページです。

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書籍の発送はイベント後(2月23日頃)となりますので、予めご了承くださいませ。

日本を代表するモダニズム建築の巨人で、「東京文化会館」、「国立国会図書館」、「東京都美術館」などで知られる前川國男。岡山には、1950年代から60年代にかけてつくられた3つの建築、「岡山県庁舎」、「岡山県天神山文化プラザ」、「林原美術館」があります。いずれも戦後復興と民主主義を体現した建築で、「岡山県庁舎」は2024年、国の登録有形文化財になりました。
これら岡山の仕事を含む、前川國男の戦後の歩みを描いた『未完の建築 前川國男論・戦後編』(みすず書房)がこのたび刊行されましたことを記念し、著者で建築史家の松隈洋さんと岡山の建築家・神家昭雄さんを迎え、トークを開きます。

敗戦直後の木造プレハブ住宅プレモスにはじまり、新宿の紀伊國屋書店、慶應義塾大学病院、国立国会図書館、東京文化会館、東京海上火災ビル、弘前での建物群はじめ日本各地の美術館・市民会館など数々の建築の設計を手がけてきた前川國男(1905-1986)。高度経済成長、東京オリンピック、大阪万博、ポストモダンの時代の渦中にあって、ル・コルビュジエの精神を継ぎ、根源に立ち戻って「人間にとって建築とは何か」を問いつづけた前川は、派手な建築世界から距離をおき、その姿勢や思想は晩年の建築群に刻まれていく。
「私は、今日ある意味で一番えらい建築家というのは、何も建てない建築家だと、そういう逆説の成り立つそういう時代じゃないかと時々思います」とまで語った前川にとって、建築とは何であったのか。前川自身のことばや関係者の発言、当時の資料を駆使して、その人と作品と社会と時代を鮮やかに描き切った渾身の力作である。
『建築の前夜 前川國男論』(2016)を継ぐ、前川國男の仕事の戦後編。

松隈洋「未完の建築 前川國男論・戦後編」(みすず書房)A5判/680ページ

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松隈洋
1957年兵庫県生まれ、1980年京都大学工学部建築学科卒業、1980-2000年前川國男建築設計事務所勤務、2000-2023年京都工芸繊維大学助教授・教授、2023年-神奈川大学教授。専門は近代建築史、建築設計論、主な著書に『建築の前夜 前川國男論』(日本建築学会(論文)受賞)、『ル・コルビュジエから遠く離れて』など。文化遺産としてのモダニズム建築20選展、同100選展、前川國男、レーモンド、坂倉準三、吉村順三、丹下健三などの建築展に携わる。
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協力:岡山県天神山文化プラザ、みすず書房、森 桜

配信期間:2025年2月22日16:30〜3月21日22:00

【配信上のご注意につきまして】
・イベント当日の16:20よりオンライン開場いたします
・天神山文化プラザ見学会の配信はございません
・配信にはYoutubeを使用します。インターネット接続が可能なPC、スマートフォン、タブレットでご視聴いただけます。事前のご登録、ダウンロードなどは不要です。
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